ソフセラはハイドロキシアパタイトナノ粒子を用いて医療分野・工業分野・化粧品分野における様々な研究・開発をおこなっています。

株式会社ソフセラよくあるご質問

nano-SHApについてのご質問

ハイドロキシアパタイトとはなんですか
歯や骨の主成分
【歯】エナメル質:約97%、象牙質:約70%、セメント質:約60%
【骨】約65%
大きな特徴として、高い生体親和性(体になじみやすい性質)を持ちます。その他、「タンパク質・脂質・糖への高い吸着性(ウイルスや核酸の吸着)」「イオン交換性」などさまざまな性質があり、焼成体はバイオセラミックスとして利用されます。
nano-SHApは既存のハイドロキシアパタイトと比べて何が違いますか
ソフセラ独自の技術によるナノサイズ焼成体 ex)40nm(球状)、150nm(ロッド状)一つ一つが独立し、形状・大きさを保った焼成体です。
従来の焼成法では粒子同士が融着し、大きな塊になってしまう欠点がありました。
  1. 溶液中(水、エタノールなど)における分散性が高くなります
  2. 結晶性が高いため媒体中での溶解性が低くなります
  3. 粒径が小さい(ナノサイズ)ため、単位量あたりの表面積が大きくなります
受注生産の20nm以下のサイズは制御可能ですか
鋭意検討中ではありますが20nmは安定してHApとして取り扱える粒子径の下限に近いと考えています。
使用可能な温度はどのくらいですか
下限は具体的な温度を計測したわけではないですが、液体窒素(-196℃)で冷却しても変質することはありません。また、確認している上限はオートクレーブ滅菌の加熱条件で変成しません。
膨潤度はどのくらいですか
ナノ粒子であるため、直接計測することが困難になります。
弊社で取り扱う条件の範囲において目に見えた膨張は確認できていません。
nano-SHApを何らかの方法で殺菌できますか
オートクレーブによる殺菌が可能です。
※nano-SHAp自体に抗菌、殺菌作用はありません。
球状とロッド状は形状の他にどんな違いがありますか
HApは表面電化に特徴があります。
  1. 球状粒子:プラスマイナスが混在します
  2. ロッド状粒子:プラス(側面)とマイナス(断面)と分かれています
上記特徴をふまえ、目的に応じた選択が可能です。
ex) マイナス電荷を帯びた物質をより吸着させる場合はプラス面の多いロッド状を選択できます。
なぜ「タンパク質、脂質、糖などに対する高い吸着性」があるのですか
様々な機序が提案されています。
HApにはプラスマイナスが存在しており、静電的相互作用で吸着しやすいことが想像できます。
また、例えば、カルシウムイオンは、タンパク質と強く結びつくことができるため、構成イオンの種類も吸着性発現に寄与していると考えられています。
なぜハイドロキシアパタイトは「イオン交換性に優れている」のですか
結晶構造中のCa2+イオンは陽イオンと,OH-イオンは陰イオンとイオン交換されます。
  1. 水酸基(正確には水酸化物イオン(OH-))がフッ化物イオンと交換
    応用例 歯医者で行われるフッ素処理(綿のようなものを噛み、電極のようなものをつけて放置する処理) 噛んでいるカップにフッ化物の入った水溶液が入っており、歯のHAをフッ素化しています。
  2. カルシウムイオン(Ca2+)のイオン交換
    鉄イオン(Fe+)、亜鉛イオン(Zn+)、マグネシウムイオン(Mg2+)とイオン交換します。
nano-SHApはイオン交換しやすいのですか
非結晶HApに比べnano-SHApは結晶性が高いためイオン交換しにくくなります。
耐圧性はどのくらいありますか
カラム用充填剤としてすでに使用されているHApと同様に、耐圧性は既存のものと変わらず、問題なく使用できると考えられます。
nano-SHApを他の物質と混ぜることなく、nano-SHApのみを圧縮し固めて使用した場合の電気抵抗はどのくらいありますか。
また、圧縮せず粉体の状態のまま電気を通した場合の電気抵抗はどのくらいありますか。
絶縁体である一般的なセラミックス群と大きな差異はないと考えられます。
ex) 一般的なHAp焼成体の電気抵抗 4×109Ω・cm
nano-SHApが組織内に入った場合はどうなりますか
何らかのプロセスを経て代謝されます。(正確なプロセスは不明、追跡不可能)
マクロファージなど免疫機能を担う細胞による貪食の可能性が考えられます。
また、成犬に対し既存のハイドロキシアパタイトを致死量に近いと思われる粒子量(50mg/kg)を静脈に注射した実験*においては、一時的な血中成分の変化が見られたものの、数日以内に正常値に戻り、同様の試験を繰り返しましたが、その都度同じような経過をたどり、後遺症などは認められなかった。と報告されています。
※参考文献:アパタイト(青木秀希著)
nano-SHApの毒性試験は行っていますか。またその試験は何を行いましたか。
平成15年医薬審発第0213001号および、平成15年医療機器審査No.36並びに「新規化学物質等に係る試験の方法について」(平成15年11月21日 薬食発第1121002号、平成15・11・13 製局第2号、環保企発第031121002号)に準拠した試験を実施しました。各試験において、特に異常は認められませんでした。(下記表参照)また、LD50は実施していません。
試験名 結 果
感作性試験 感作性なし
急性全身毒性試験 異常なし
細胞毒性試験 無または非常に弱い
皮内反応試験 刺激性なし、または無視できる
復帰突然変異試験 陰性

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